2008年11月22日 読書
別に秘密に書くことでもなのだけれど。
…のレビューを書こうとしたら、
データが出てこない!
なんで?? あんなに有名な本なのに!!

石油ビジネス。
おっきな仕事。憧れます。
あんな仕事をしてみたい。
ISBN:4334033555 新書 岡嶋 裕史 光文社 2006/05/17 ¥735

よく聞くウォールマートの「ビールと紙おむつ」を生み出した
データマイニング。
データマイニングがどんなものか、
ざっくり、よく分かります。
私はデータマイニングがどんなものか全く知らなかったので、
一番最初に読んだ本が、この本でよかったです。

面白かったです。1時間半くらいで読めました。
電機メーカーについてよく知っている人なら誰でも、
面白く読める一冊だと思います。

ウェルチ以前のCEOの戦略が詳しく書かれているからこそ、
現CEOについてもっと書いてほしかったが…
まぁまだあまり情報もないだろうし、仕方ないかな。

意外だったのは、人材を自社で教育し、
優秀なマネージャーや専門家に育てる、ということ。
もっと外から人を集めるばかりだと思ってた。
それでも、人を色々なところから持ってこられて、
必要ないと思ったら簡単に切り捨てられるからこそ、
実現したシステムかも。
ISBN:4478420459 単行本(ソフトカバー) 三本木 亮 ダイヤモンド社 2003/10/31 ¥1,680

CCPMについて、私でも分かるくらいに、
分かりやすく書いてあります。
最後に、ファイナンスとプロジェクトの遅れの相関関係という
プロジェクトを担当している人間の誰もが
はっとするような領域に踏み込むのだけれど、
もっと明快な解があったら面白かったのだけれど。
ISBN:4532191491 文庫 日本経済新聞= 日本経済新聞社 2002/10 ¥680

ちょっと古い本ですが…。

さすが日経、よくぞここまで著名な人を集めたな、というかんじ。
内容も、私でも理解できるくらいだから、
「やさしい」かったんだろう。

一番面白かったのは、キャノンの御手洗会長の寄稿。
同じメーカーだからかな。
今でこそよく言われる「キャッシュフロー経営」、
当時は革新的なことだったんだろう。
そして、それに伴う構造改革の内容も。
「金利分以上の利益を出さなければ、
ビジネスをする価値がない。」というのは、
ビジネスはそのくらいシビアということ、なのかな。
ISBN:4532191653 文庫 三枝 匡 日本経済新聞社 2003/03 ¥780

一時期つけてた読書記録を再開しようと思います。

今年一番最初に読み終わったのはこの本。
先輩が「有名な本だし、面白いし、ためになるから…」と
貸してくださったもの。
どこかで聞いたような状況を舞台にしているので、
臨場感があっておもしろかったです。
なんて言ったって、この経営のダイナミクスが。
この成功の理由は、戦略的アプローチもあるけれど、
恐らく「リーダーシップ」のおかげじゃないかな、
とも思いました。

私も(なれないだろうけど)、社長や事業部長を目指すつもりで
がんばるよー!
ISBN:4167606054 文庫 藤田 宜永 文藝春秋 2003/09 ¥710

大人の恋愛だわ…。
単調だけど、読んでいて心地のよいお話でした。
舞台が京都や職人の世界だからかな。
ISBN:4478470383 単行本 グロービスマネジメントインスティテュート ダイヤモンド社 1999/04 ¥2,940

最近思うことがあってこんな勉強を始めました。
ファイナンスについてはインターネットでちょいと調べることはあったけど、こうして系統だって勉強するのは初めて。
どっぷり浸かって読んでいると、
こんな手法が発達してこざるを得ないほど、
ビジネスは冷徹でシビアなものだということが薄々分かってくる。

社会貢献性の高い仕事も、社会貢献のためにやってるんじゃない。
私はまだまだ、ビジネスに対する認識とセンスが
足りないようです。
ISBN:4488436013 文庫 藤岡 真 東京創元社 ¥735

正直、個人的にはいまひとつ…。
話が荒すぎ、強引すぎ。

幸福号出帆

2006年11月19日 読書
ISBN:4480031669 文庫 三島 由紀夫 筑摩書房 ¥836

三島ワールドでした。
うんうん、音楽やってる人にこういう女の人多いよね。。。

ベイルート情報

2006年11月16日 読書
ISBN:4167106221 文庫 松本 清張 文藝春秋 ¥294

物事をおおざっぱに考えて、ピラミッド構成なんて苦手なんて私には、松本清張の隙のない文章は苦手です。
苦手なのを頑張って読んでます。

この本はなんだか個人の力の無力さを感じる本です。
2番目の話は、なんだか切ない。きっと本当にあるだろうことだから、なおさら。

パレード

2006年11月12日 読書
ISBN:4344405153 文庫 吉田 修一 幻冬舎 ¥560

無為で自堕落でゆるーい時間の流れが心地よかった。
私も似たような、目的のないうすっぺらい生活してるから?
こんな関係、「怖い」とあとがきでは書いてあったけど、
こういう関係も悪くないと思うのは私だけ?
ISBN:4101121249 文庫 安部 公房 新潮社 ¥420

阿部公房を読むのは、「砂の女」以来2冊目。
砂の女が描いていたのは人間の弱さだった。
でも今回は…何がなんだかさっぱりわかりません。
かれこれ1ヶ月くらいかかって読んだかなぁ。
あ、でもこれ、日本語じゃなくて、英語で読んだんだよ。
えらいでしょ? 
(というか日本語あったのね…。)

言ってることに特に斬新さはなかったけれど、
漠然と言われてることをズバリと言ってくれていて、
考えがまとまったかな。
あと、今悪いといわれていること、今問題といわれていることを
ただ不安や怒りを煽るように強調するんじゃなくて、
きちんと自分の考えを筋道立てて、
なぜ悪いのかとか、本当に悪いのか(実は有益だとかいうのも含めて)検証してたのがよかったかな。
あと、日本について結構記述がされていて、驚きました。
しかもよく観察しています。
日本人の日本観よりも正確かも。

舞姫

2006年6月10日 読書
ISBN:4101001073 文庫 川端 康成 新潮社 1954/11 ¥460

森鴎外のは確か高校の教科書で読んだけれど、
川端康成のもあったんだね。

美しいタイトルだったから手にとって読み始めたけれど、
非常に気持ちの悪い話です。
情景描写とかは綺麗だよ。
けれど、それぞれ…と言っても両親だけれど、
そのエゴがからみあってるのがよく分かる。
美しい家庭、でも一皮剥けば…ってやつでした。
家族が違う方向を向いているって、子供と親ならともかく、
親同士がそうだと、家庭って簡単に崩壊するんだろうね。

矢木はとんでもないタヌキ、
でも「貧乏暮らしをしたかった」っていう言葉のうちの
ちょっとは本当の気がする。
波子と華やかに暮らすために、ようやく身につけたのが
所謂「教養」と「狡猾さ」だったんだろうな。
環境が変わると、人も変わる。

そういえば、卒論で書いたことに関連する内容が出てました。
この時代には普通の話だったのかなぁ、
私は調べきれなかったけれど。
ISBN:4569635733 単行本 山本 洋介 PHP研究所 2004/04 ¥1,995

こんな本読みながらだらだら。
マーケティングの基本を知らない私にも
分かりやすかったです。

自分が売るべき商品を持ってると、
当てはめながら読めるから面白いね。

昭和史発掘〈1〉

2006年4月29日 読書
ISBN:416710699X 文庫 松本 清張 文藝春秋 2005/03 ¥870

今日は休みだったので1日かけて読みました。
最初の田中義一事件は登場人物がいっぱいの政治で
名前が覚えきれなかったけれど、
その後はぐんぐん面白くなって。

昭和のはじめから半世紀以上たっているけれど、
人の心理や行動、特に集団になった時の姿って
あまり変わらないみたい。
…そう思わせるのが松本清張の文章力なのかな。

いつまでかかるか分からないけれど、
6巻全部読みたいです。

女神

2006年4月22日 読書
ISBN:4101050252 文庫 三島 由紀夫 新潮社 1978/03 ¥500

正直なところ、三島由紀夫の本を読むのは
初めてです。
男の人が女の人に抱く幻想を描いた作品。
男の人の笑っちゃうようなロマンチシズムと、
思い通りにしたいっていう欲望と、
女の人の従順さ、そして逞しさを描いた作品。

依子は周吾の意見に頼りすぎ、いつの間にか周吾の意見が自分の意見になってしまっていて、
最後まで自分なりの価値観が持てなかった、というか
自立できなかったんだろうな。
この時代の女の人にそれを求める方が
いけないのかもしれないけれど。
逆に朝子は13歳まで見捨てられていたせいか、
ずっと逞しくて。

「2人きりになれた」というのは、
誰にも邪魔されない父親の幻想の世界に2人きりになれたって
ことかな。

「美とは、崇拝と信仰によって、はじめて到達しうるものかもしれない。………父親の愛には、肉欲がないから、不安もなく、彼女の美と優雅は、周伍の心に平和と落ちつきと、誇りと精神的満足を、たえず与えてくれるのであった。」

女神ってタイトルはうまい。
ISBN:4101235104 文庫 沢木 耕太郎 新潮社 1994/05 ¥460

ようやく読み終わりました。

長期バックパッカーの無気力の話はよく聞く。
目的が分からなくなってしまうのかな。

面白かったです。
ちょっと自分が旅行した気になりました。
私もこれだけ無防備、というか、
いろんなことに無頓着になりたい。

1 2 3

 

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索