good bye my dear

2007年3月3日 日常
家族みんなで可愛がっていた犬が昨日死にました。
9歳と11ヶ月。あと2日生きれば10歳でした。
私はちょうどその日に大きな発表があり、
毎日終電だったり、会社に泊まったりで、
2ヶ月間、家にはろくにいなかった。
それがちょうど昨日で終わり、部長と他部署の課長に
打ち上げをやってもらっていた最中に、母からの電話。
すでに寝に入っていた部長を起こして
タクシーで家まで送ってもらった。
帰ってきて犬と対面した。
生きてるときとなんにも変わらなくて、
いつも面倒くさいときみたいに、
横たわりながら、しっぽだけパタパタふりそうな気がした。
態度の大きな犬だったけど、こうなってから見てみたら、
すごく小さく見えた。
呼吸で胸が動いているような気がした。
上の弟も急いで帰ってきて、部屋に入るなり、
犬を抱いて、声をあげて泣いていた。
弟が声をあげて泣くのを、
私は小学校以来初めてみた。

犬は確かにこの2ヶ月くらいせき込んでいることが多くて、
なんだか可愛そうだったけど、
まさか、こんなに早く死んでしまうなんて…。
あと2日生きれば10歳だったのに。
あと1日生きていてくれれば、数カ月ぶりに1日ずっと一緒にいられたし、死ぬときに一緒にいられたのに。
食い意地のはった犬だったから、
こうなることが分かっていたら、
最後の1日くらい好物のりんごやブロッコリーや白菜を、
おなかいっぱい食べさせてあげたかった。
こんなに早く死んでしまうなら、なんのためのダイエットだったんだろう。

さっき家族みんなで、庭に埋めた。
穴に横たえたら、また実感が沸いてきて、家族中で泣いていた。

こんなに悲しいのに、まだ、足下にいるような気がする。
ごはんを食べていたら、寄ってきそうな気がする。

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