ISBN:4101001073 文庫 川端 康成 新潮社 1954/11 ¥460
森鴎外のは確か高校の教科書で読んだけれど、
川端康成のもあったんだね。
美しいタイトルだったから手にとって読み始めたけれど、
非常に気持ちの悪い話です。
情景描写とかは綺麗だよ。
けれど、それぞれ…と言っても両親だけれど、
そのエゴがからみあってるのがよく分かる。
美しい家庭、でも一皮剥けば…ってやつでした。
家族が違う方向を向いているって、子供と親ならともかく、
親同士がそうだと、家庭って簡単に崩壊するんだろうね。
矢木はとんでもないタヌキ、
でも「貧乏暮らしをしたかった」っていう言葉のうちの
ちょっとは本当の気がする。
波子と華やかに暮らすために、ようやく身につけたのが
所謂「教養」と「狡猾さ」だったんだろうな。
環境が変わると、人も変わる。
そういえば、卒論で書いたことに関連する内容が出てました。
この時代には普通の話だったのかなぁ、
私は調べきれなかったけれど。
森鴎外のは確か高校の教科書で読んだけれど、
川端康成のもあったんだね。
美しいタイトルだったから手にとって読み始めたけれど、
非常に気持ちの悪い話です。
情景描写とかは綺麗だよ。
けれど、それぞれ…と言っても両親だけれど、
そのエゴがからみあってるのがよく分かる。
美しい家庭、でも一皮剥けば…ってやつでした。
家族が違う方向を向いているって、子供と親ならともかく、
親同士がそうだと、家庭って簡単に崩壊するんだろうね。
矢木はとんでもないタヌキ、
でも「貧乏暮らしをしたかった」っていう言葉のうちの
ちょっとは本当の気がする。
波子と華やかに暮らすために、ようやく身につけたのが
所謂「教養」と「狡猾さ」だったんだろうな。
環境が変わると、人も変わる。
そういえば、卒論で書いたことに関連する内容が出てました。
この時代には普通の話だったのかなぁ、
私は調べきれなかったけれど。
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