自由に生きる―フランスを揺るがすムスリムの女たち
2005年10月16日 読書
ISBN:4784513116 単行本 堀田 一陽 社会評論社 2005/02 ¥2,100
近所の図書館で見つけた本。
副題が「女たち」(複数形)だったので、
たくさんの人の話をドキュメンタリー調に
まとめてあるのかと思ったら
彼女、ルーブナさんの自伝でした。
私には何人かマグレブ人を両親に持つフランス人の
知り合いがいるけれど
(そういう人、本当に多い)、
彼女達は本当に、ルーブナさんが言うような
環境で育ったんだろうか。
だとすると、彼女たちのうちの何人かの
性格の強さも、なんとなく分かる。
アラブ人の女性で大学に来てるって、
その家の考え方もあるのかもしれないけれど、
日本人とは違う苦労があるはずだから。
本自体は、正直なところ、あまり読みやすくはないです。
内容は難しくないのですが、
日本人には少ない問題だからかな、
共感・理解できないまま進んでしまうことが
何度か。
彼女の文章もちょっと飛躍することあるし。
ただ、彼女の文章の勢いや、力強さが伝わってきます。
私は正直なところ、移民の問題ってぴんときません。
今まで身近になかった問題だからね。
ただ自分が受け入れる側にたったら、
自分たちに溶け込もうとしてコンタクトをとってくれる人は
やっぱり嬉しい。
で、外国人(特に男の人ばかり)が集まってると
やっぱりちょっと怖いと思ってしまいます。
受け入れる側は彼らを理解する努力を、
移民する側は土着の人たちに、
自分たちを分かってもらう努力をするべきだと思う。
その意味で、
ルーブナさんが一方的にフランス側に呼びかけるのでなく、
アラブ側の人たちにもっと開放的になるよう、
呼びかけているのは正しいことだと思います。
移民2世だからできることだね。
彼女自身が自分をフランス人と思えているのは
幸運なことだと思います。
近所の図書館で見つけた本。
副題が「女たち」(複数形)だったので、
たくさんの人の話をドキュメンタリー調に
まとめてあるのかと思ったら
彼女、ルーブナさんの自伝でした。
私には何人かマグレブ人を両親に持つフランス人の
知り合いがいるけれど
(そういう人、本当に多い)、
彼女達は本当に、ルーブナさんが言うような
環境で育ったんだろうか。
だとすると、彼女たちのうちの何人かの
性格の強さも、なんとなく分かる。
アラブ人の女性で大学に来てるって、
その家の考え方もあるのかもしれないけれど、
日本人とは違う苦労があるはずだから。
本自体は、正直なところ、あまり読みやすくはないです。
内容は難しくないのですが、
日本人には少ない問題だからかな、
共感・理解できないまま進んでしまうことが
何度か。
彼女の文章もちょっと飛躍することあるし。
ただ、彼女の文章の勢いや、力強さが伝わってきます。
私は正直なところ、移民の問題ってぴんときません。
今まで身近になかった問題だからね。
ただ自分が受け入れる側にたったら、
自分たちに溶け込もうとしてコンタクトをとってくれる人は
やっぱり嬉しい。
で、外国人(特に男の人ばかり)が集まってると
やっぱりちょっと怖いと思ってしまいます。
受け入れる側は彼らを理解する努力を、
移民する側は土着の人たちに、
自分たちを分かってもらう努力をするべきだと思う。
その意味で、
ルーブナさんが一方的にフランス側に呼びかけるのでなく、
アラブ側の人たちにもっと開放的になるよう、
呼びかけているのは正しいことだと思います。
移民2世だからできることだね。
彼女自身が自分をフランス人と思えているのは
幸運なことだと思います。
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