モモは後ろめたいことを結構してるんだけど、
おじさんは全部お見通し。
それでも「モモが好き」と言ってくれる。
16歳にも多分なってないのに、
娼婦を買うモモを。
親の愛情を知らないモモにとっては。
自分のことを無条件で愛してくれる人って
本当にありがたかったんだろうなぁ。
そして、ありがたいって感じるってことは、
やっぱり淋しかったんだろうね。

ユダヤ人とアラブ人がこんなに
仲良く暮らしている地域。
この映画の設定には政治的なものを感じるけれど、
実際に色んな人種が混ざり合って暮らしていて、
しかもどちらかというと
イスラエルよりアラブ人寄りの意見を持ってる
フランスならではの映画だと思います。

モモはおじさんに感化されてイスラムになったようですが、
でも、いつか矛盾を感じるんじゃないかなぁ。
私は全然詳しくないけれど、ユダヤ人って、
信仰を強く持ってる民族なのでは…と。
人種や宗教が違っても、
人間として心と心を通じ合わせることができるっていうのが
この映画のメッセージだけど、
モモのトルコでの居心地の悪そうな様子も印象的でした。

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